この記事の要点
四国銀行(8387)の株価・PER・PBR と、残余利益モデルによる株主価値の試算をまとめた分析ページです。2026-09-11時点の分析にもとづきます。
エグゼクティブサマリー
| 項目 |
内容 |
| 銘柄コード |
8387 |
| 名称 |
四国銀行 |
| 分析日 |
2026-09-11 |
| 投資判断 |
🟡 中立 |
| 残余利益モデル 株主価値(Base) |
¥4,931.00 |
| アップサイド(Base) |
+21.8% |
| 現在株価 |
¥4,050 |
| 株式スコア合計 |
7 点 ★★☆☆☆ やや低い |
| PER |
9.70 |
| PBR |
0.86 |
投資判断レーティング
総合レーティング: 🟡 中立
投資判断スコア(各軸 1〜5)| バリュエーション(P | | 3 |
|---|
| 成長性(売上・利益成 | | 3 |
|---|
| 財務健全性(CF・負 | | 3 |
|---|
| 株主還元(配当・自社 | | 3 |
|---|
| リスク | | 3 |
|---|
| 総合 | | 3 |
|---|
| 評価軸 |
スコア |
コメント |
| バリュエーション(PER・PBR) |
3 ⭐⭐⭐ |
地域銀行は一般に割安になりやすい一方、金利・信用コストの不確実性で評価が割れやすい。※PER/PBRの具体値は本レポートでは「公開情報で確認できない」。 |
| 成長性(売上・利益成長) |
3 ⭐⭐⭐ |
地域金融は構造的に急成長しにくいが、金利環境の改善やコスト最適化で利益は底堅く推移し得る。※推定値ベース。 |
| 財務健全性(CF・負債比率) |
3 ⭐⭐⭐ |
銀行の健全性は自己資本比率・不良債権・市場リスクで判断するが、定量は「公開情報で確認できない」。 |
| 株主還元(配当・自社株買い) |
3 ⭐⭐⭐ |
地域銀行は配当を重視する傾向があるが、配当利回り・配当性向・方針の定量は「公開情報で確認できない」。 |
| リスク |
3 ⭐⭐⭐ |
金利・信用コスト・規制の影響が大きく、上振れ/下振れ双方があり得る。 |
| 総合 |
3 ⭐⭐⭐ |
安定性と不確実性が拮抗し、現時点では「中立」が妥当。 |
残余利益モデルによる株主価値
残余利益モデル シナリオ別 株主価値(¥)| Bear(悲観) | | ¥4,677 |
|---|
| Base(基本) | | ¥4,931 |
|---|
| Bull(楽観) | | ¥5,207 |
|---|
現在株価: ¥4,050 / 1株あたり純資産: ¥4,731 / ROE: 9.56%
| シナリオ |
株主資本コスト |
株主価値 |
アップサイド |
判定 |
| Bear (悲観) |
10.00% |
¥4,677.00 |
+15.5% |
➡️ |
| Base (基本) |
8.00% |
¥4,931.00 |
+21.8% |
🔺 |
| Bull (楽観) |
6.00% |
¥5,207.00 |
+28.6% |
🔺 |
銀行・保険・証券・不動産は、貸出や物件取得のキャッシュフローが営業CF・投資CFに混ざるため、フリーキャッシュフローを起点とする DCF が成り立ちません。
ここでは純資産と ROE から残余利益(株主資本コストを上回る利益)を積み上げて試算しています。
株主資本コストを高く置くほど株主価値は小さくなるため、Bear ほど厳しい前提です。
株式スコア分析(stockscore)
スコア分析(8387 SHIKOKU BANK)| Value | | 6 |
|---|
| Growth | | 0 |
|---|
| Momentum | | 1 |
|---|
総合評価: ★★☆☆☆ やや低い
| スコア種別 |
値 |
視覚化 |
| Value Score |
6 |
██████░░░░░░░░░░░░░░ |
| Growth Score |
0 |
░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Momentum Score |
1 |
█░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| 合計 |
7 |
███████░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
主要財務指標
| 指標 |
値 |
判定基準 |
| PER |
9.70 |
≤15: 優良、≤30: 良好 |
| PBR |
0.86 |
0〜1.2: 割安圏 |
| 純利益率 |
25.54% |
>20%: 高収益 |
| 流動比率 |
N/A |
≥1.5: 健全 |
| 50日移動平均 |
N/A |
— |
| 200日移動平均 |
N/A |
— |
配当
年間配当の推移(¥)| 2016 | | ¥30 |
|---|
| 2017 | | ¥30 |
|---|
| 2018 | | ¥35 |
|---|
| 2019 | | ¥30 |
|---|
| 2020 | | ¥30 |
|---|
| 2021 | | ¥30 |
|---|
| 2022 | | ¥42 |
|---|
| 2023 | | ¥35 |
|---|
| 2024 | | ¥48 |
|---|
| 2025 | | ¥53 |
|---|
| 項目 |
値 |
| 年間配当(直近実績) |
¥53.00 |
| 配当利回り |
1.48% |
| 連続増配年数 |
2 年 |
| 配当性向 |
12.7% |
| 権利確定月 |
3月・9月 |
| 100株あたり年間配当 |
¥5,300 |
配当利回りは直近12か月に実際に支払われた配当を現在株価で割った実績値です。会社予想の配当や、今後の増配・減配は反映していません。
主要リスク要因
| リスク |
内容 |
影響度 |
| 事業リスク |
地域経済の減速、取引先の業況悪化による貸倒増加、手数料収益の伸び悩み |
高 |
| 競合リスク |
同業他行・ネット銀行との競争激化による預金獲得競争、貸出金利の競争、役務商品の取り合い |
中 |
| 金利・マクロリスク |
金利上昇/低下のスピードやカーブ形状の変化により、利ざや・評価損益・ヘッジコストが変動 |
高 |
| 規制リスク |
金融規制(自己資本、流動性、会計・開示、監督方針)の変更により資本効率や運用制約が変化 |
中 |
定性分析: 事業概要
1. 事業概要と強み
-
主力事業・セグメント別概要
四国銀行は、主に「銀行業」として、預金の受入、貸出(住宅ローン・事業性融資・地公体向け等)、有価証券運用、為替・決済などの金融サービスを提供している。セグメント区分は一般に「銀行業(単体/連結)」が中心であり、収益の源泉は利ざや(資金運用収益−資金調達費用)と役務取引等収益、加えて有価証券の評価・売却損益等で構成される。
※推定値を用いず、事業の骨格(銀行業としての収益構造)は公開情報上の一般的な銀行モデルに基づく整理であり、四国銀行固有の詳細セグメント(注記レベルの内訳)については、最新の有価証券報告書/決算短信の数値確認が必要であるため本レポートでは「公開情報で確認できない」とする。
-
競合優位性・市場ポジション
四国銀行は、地元(四国エリア)に根差した営業基盤を持ち、地域の中小企業・個人顧客に対するリレーションを通じて貸出・預金の安定性を確保することが競争力の核となる。地域金融機関としての強みは、(1)地場企業との取引深耕、(2)資金需要の継続性、(3)預金の安定調達、(4)対面型の提案力(事業承継・M&A・補助金活用等の支援)にある。
一方で、競合優位性は「金利環境」「信用コスト(貸倒関連費用)」「有価証券運用の成績」に左右されやすく、同業他社との比較では、収益力(利ざや・役務)とリスク管理(与信・市場リスク)をどれだけ安定させられるかが差分になる。
-
経営戦略の特徴
地域銀行の一般的な戦略として、(1)収益源の多様化(役務・手数料、法人ソリューション)、(2)与信ポートフォリオの質の維持・改善、(3)資本効率の改善(ROE重視)、(4)DX/業務効率化によるコスト構造の最適化、(5)金利上昇局面での運用・調達のギャップ管理、が挙げられる。
四国銀行の具体的な中期経営計画の施策・数値目標(KPI)については、最新資料の精査が必要であり、本レポートでは「公開情報で確認できない」とする。ただし、地域銀行としての基本方針は上記の方向性に沿う可能性が高い。
この分析について
- 株主価値: 1株あたり純資産と ROE をもとに、株主資本コストを上回る利益(残余利益)を積み上げて試算した1株あたりの価値です。株主資本コストは Base で 8.0% を置いています。
- スコア: 割安度(Value)・成長性(Growth)・値動き(Momentum)を公開されている財務指標から機械的に点数化したものです。
- 数値の出典は各社の公開財務データで、将来の株価を予測するものではありません。
分析日: 2026-09-11
編集部
日本株バリュエーション研究所 編集部
東証上場銘柄について、公開されている財務データから理論株価・配当・各種指標を継続的に算出しています。DCFと残余利益モデルを銘柄の財務構造に応じて使い分け、試算が成り立たない銘柄では数値を掲載しない方針で運営しています。
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