7003 三井E&S 総合投資分析
三井E&S(7003)の株価・PER・PBR と、残余利益モデルによる株主価値の試算をまとめた分析ページです。2026-09-18時点の分析にもとづきます。
エグゼクティブサマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄コード | 7003 |
| 名称 | 三井E&S |
| 分析日 | 2026-09-18 |
| 投資判断 | 🟡 中立 |
| 残余利益モデル 株主価値(Base) | ¥2,962.00 |
| アップサイド(Base) | -32.7% |
| 現在株価 | ¥4,401 |
| 株式スコア合計 | 6 点 ★★☆☆☆ やや低い |
| PER | 11.55 |
| PBR | 1.98 |
投資判断レーティング
総合レーティング: 🟡 中立
| バリュエーション(P | 3 | |
|---|---|---|
| 成長性(売上・利益成 | 3 | |
| 財務健全性(CF・負 | 4 | |
| 株主還元(配当・自社 | 3 | |
| リスク | 3 | |
| 総合 | 3 |
| 評価軸 | スコア | コメント |
|---|---|---|
| バリュエーション(PER・PBR) | 3 ⭐⭐⭐ | 受注産業のため利益のブレがあり、バリュエーションは市場の見方に左右されやすい。※PER/PBRの実数は本回答では公開情報で確認できないため概算レンジ評価。 |
| 成長性(売上・利益成長) | 3 ⭐⭐⭐ | 市況・案件進捗次第で成長は見込めるが、短期の確度は限定的。※FY2022-24は概算推定。 |
| 財務健全性(CF・負債比率) | 4 ⭐⭐⭐⭐ | 営業CFが利益と整合的に推移し、自己資本比率も緩やかに改善する想定。※推定。 |
| 株主還元(配当・自社株買い) | 3 ⭐⭐⭐ | 配当は一定水準が期待される一方、還元強化の確度は資料確認が必要。※連続増配年数は公開情報で確認できない。 |
| リスク | 3 ⭐⭐⭐ | 採算・工期・市況・為替の影響を受けるため、リスクは中程度。 |
| 総合 | 3 ⭐⭐⭐ | 上振れ余地はあるが、確度の高い成長ストーリーが数値で裏付けられるまで中立。 |
残余利益モデルによる株主価値
| Bear(悲観) | ¥2,806 | |
|---|---|---|
| Base(基本) | ¥2,962 | |
| Bull(楽観) | ¥3,132 |
FCF ベースの DCF が成立しないため、残余利益モデルで試算しています
現在株価: ¥4,401 / 1株あたり純資産: ¥2,219 / ROE: 19.45%
| シナリオ | 株主資本コスト | 株主価値 | アップサイド | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| Bear (悲観) | 10.00% | ¥2,806.00 | -36.2% | 🔻 |
| Base (基本) | 8.00% | ¥2,962.00 | -32.7% | 🔻 |
| Bull (楽観) | 6.00% | ¥3,132.00 | -28.8% | 🔻 |
この銘柄はフリーキャッシュフローが恒常的にマイナス、または極端に小さく、FCF を起点とする DCF が成り立ちません。 ここでは純資産と ROE から残余利益(株主資本コストを上回る利益)を積み上げて試算しています。 株主資本コストを高く置くほど株主価値は小さくなるため、Bear ほど厳しい前提です。
株式スコア分析(stockscore)
| Value | 5 | |
|---|---|---|
| Growth | 0 | |
| Momentum | 1 |
総合評価: ★★☆☆☆ やや低い
| スコア種別 | 値 | 視覚化 |
|---|---|---|
| Value Score | 5 | █████░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Growth Score | 0 | ░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Momentum Score | 1 | █░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| 合計 | 6 | ██████░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
主要財務指標
| 指標 | 値 | 判定基準 |
|---|---|---|
| PER | 11.55 | ≤15: 優良、≤30: 良好 |
| PBR | 1.98 | 0〜1.2: 割安圏 |
| 純利益率 | 10.83% | >20%: 高収益 |
| 流動比率 | 1.31 | ≥1.5: 健全 |
| 50日移動平均 | N/A | — |
| 200日移動平均 | N/A | — |
配当
| 2012 | ¥40 | |
|---|---|---|
| 2013 | ¥30 | |
| 2014 | ¥20 | |
| 2015 | ¥20 | |
| 2016 | ¥40 | |
| 2017 | ¥30 | |
| 2018 | ¥30 | |
| 2023 | ¥3 | |
| 2024 | ¥5 | |
| 2025 | ¥35 |
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 年間配当(直近実績) | ¥35.00 |
| 配当利回り | 1.30% |
| 連続増配年数 | 2 年 |
| 配当性向 | 9.2% |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
| 100株あたり年間配当 | ¥3,500 |
配当利回りは直近12か月に実際に支払われた配当を現在株価で割った実績値です。会社予想の配当や、今後の増配・減配は反映していません。
主要リスク要因
| リスク | 内容 | 影響度 |
|---|---|---|
| 事業リスク | 受注案件の採算悪化(設計変更、原材料・外注費の上昇、工期遅延、品質問題) | 高 |
| 競合リスク | 海洋・船舶関連での競争激化により価格交渉力が低下、受注量が想定より伸びない | 中 |
| 為替リスク | 外貨建て調達・売上のミスマッチにより利益が変動(円高で不利等) | 中 |
| 金利・マクロリスク | 金利上昇や景気後退で投資需要が減速し、受注環境が悪化 | 中 |
| 規制リスク | 船舶・環境規制(排出規制等)対応コスト増、認証・仕様変更への追随遅れ | 中 |
定性分析: 事業概要
1. 事業概要と強み
-
主力事業・セグメント別概要
三井E&Sは、主に船舶・海洋分野向けのエンジニアリング/製造と、産業機械・プラント関連のエンジニアリングを中核に、受注生産を中心とした事業を展開している。公開情報ベースでは、事業の中心は「船舶・海洋(エンジン、推進・関連システム、舶用機器等)」および「産業機械・プラント(各種機器・装置、エンジニアリング)」の領域にまたがる。
※セグメントの厳密な区分(例:報告セグメント名、売上構成比、セグメント利益の内訳)は、直近の有価証券報告書/決算説明資料で確認が必要だが、本回答ではリアルタイム参照ができないため、公開情報で確認できない部分は特定できない。 -
競合優位性・市場ポジション
三井E&Sの競争力は、(1) 船舶・海洋分野での長年の設計・製造ノウハウ、(2) 受注案件における品質・納期・性能要件への対応力、(3) 省エネ・環境対応(燃費改善、排出規制対応等)に資する技術開発の蓄積、により形成されると考えられる。
一方で、同業他社との比較では、個別案件の仕様・規模・顧客基盤により優位性が変動しやすく、市場ポジションを一律に断定することは公開情報で確認できない。 -
経営戦略の特徴
三井E&Sは、一般に受注産業の企業として、(1) 受注確度の高い案件への集中、(2) 案件採算の改善(見積精度、原価管理、契約条件の最適化)、(3) 技術・品質の差別化、(4) 収益の安定化(サービス・保守、長期契約等の拡充があればそれを含む)、を軸に運営されることが多い。
ただし、同社の具体的な中期経営計画の数値目標(ROE、営業利益率、投資計画、重点領域)は、直近IR資料での確認が必要であり、本回答では公開情報で確認できない。
この分析について
- 株主価値: 1株あたり純資産と ROE をもとに、株主資本コストを上回る利益(残余利益)を積み上げて試算した1株あたりの価値です。株主資本コストは Base で 8.0% を置いています。
- スコア: 割安度(Value)・成長性(Growth)・値動き(Momentum)を公開されている財務指標から機械的に点数化したものです。
- 数値の出典は各社の公開財務データで、将来の株価を予測するものではありません。
分析日: 2026-09-18