6954 ファナック 総合投資分析
ファナック(6954)の株価・PER・PBR と、DCF による公正価値の試算をまとめた分析ページです。2026-09-04時点の分析にもとづきます。
エグゼクティブサマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄コード | 6954 |
| 名称 | ファナック |
| 分析日 | 2026-09-04 |
| 投資判断 | 🟡 中立 |
| DCF 公正価値(Base) | ¥4,446.00 |
| アップサイド(Base) | -25.0% |
| 現在株価 | ¥5,931 |
| 株式スコア合計 | 7 点 ★★☆☆☆ やや低い |
| PER | 33.21 |
| PBR | 2.92 |
投資判断レーティング
総合レーティング: 🟡 中立
| バリュエーション(P | 3 | |
|---|---|---|
| 成長性(売上・利益成 | 3 | |
| 財務健全性(CF・負 | 4 | |
| 株主還元(配当・自社 | 3 | |
| リスク | 3 | |
| 総合 | 3 |
| 評価軸 | スコア | コメント |
|---|---|---|
| バリュエーション(PER・PBR) | 3 ⭐⭐⭐ | ※推定ではPERは概ね10〜14倍レンジ、PBRは1倍前後を想定。割安/過熱の判断は微妙。 |
| 成長性(売上・利益成長) | 3 ⭐⭐⭐ | 電子・産業需要の回復は追い風。ただし採用タイミングと市況変動でブレやすい。 |
| 財務健全性(CF・負債比率) | 4 ⭐⭐⭐⭐ | 営業CF・フリーCFがプラスで推移し、レバレッジは緩やかに低下する想定。 |
| 株主還元(配当・自社株買い) | 3 ⭐⭐⭐ | 配当は一定水準。ただし還元強化(自社株買い等)の確度は要確認。 |
| リスク | 3 ⭐⭐⭐ | 事業リスク(需要・原価)と競合リスクが中程度。 |
| 総合 | 3 ⭐⭐⭐ | 強い追い風はあるが、確度の高い上振れ材料が限定的なため中立。 |
DCF 内在価値分析
| Bear(悲観) | ¥3,098 | |
|---|---|---|
| Base(基本) | ¥4,446 | |
| Bull(楽観) | ¥6,067 |
現在株価: ¥5,931 / Forward PE: 34.26 / PEG: 2.4
| シナリオ | 売上成長率 | FCF 利益率 | 公正価値 | アップサイド | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| Bear (悲観) | 1.93% | 18.75% | ¥3,098.00 | -47.8% | 🔻 |
| Base (基本) | 3.86% | 26.78% | ¥4,446.00 | -25.0% | 🔻 |
| Bull (楽観) | 5.79% | 34.81% | ¥6,067.00 | +2.3% | ➡️ |
株式スコア分析(stockscore)
| Value | 5 | |
|---|---|---|
| Growth | 0 | |
| Momentum | 2 |
総合評価: ★★☆☆☆ やや低い
| スコア種別 | 値 | 視覚化 |
|---|---|---|
| Value Score | 5 | █████░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Growth Score | 0 | ░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Momentum Score | 2 | ██░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| 合計 | 7 | ███████░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
主要財務指標
| 指標 | 値 | 判定基準 |
|---|---|---|
| PER | 33.21 | ≤15: 優良、≤30: 良好 |
| PBR | 2.92 | 0〜1.2: 割安圏 |
| 純利益率 | 20.13% | >20%: 高収益 |
| 流動比率 | 7.34 | ≥1.5: 健全 |
| 50日移動平均 | 6594.66 | — |
| 200日移動平均 | 6456.56 | — |
配当
| 2016 | ¥79 | |
|---|---|---|
| 2017 | ¥95 | |
| 2018 | ¥179 | |
| 2019 | ¥106 | |
| 2020 | ¥53 | |
| 2021 | ¥90 | |
| 2022 | ¥101 | |
| 2023 | ¥95 | |
| 2024 | ¥88 | |
| 2025 | ¥101 |
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 年間配当(直近実績) | ¥101.21 |
| 配当利回り | 1.81% |
| 連続増配年数 | 1 年 |
| 配当性向 | 56.7% |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
| 100株あたり年間配当 | ¥10,121 |
配当利回りは直近12か月に実際に支払われた配当を現在株価で割った実績値です。会社予想の配当や、今後の増配・減配は反映していません。
主要リスク要因
| リスク | 内容 | 影響度 |
|---|---|---|
| 事業リスク | 顧客の需要変動・採用の遅延、歩留まり悪化による原価上昇 | 高 |
| 競合リスク | 海外メーカー・同業の価格競争、仕様変更による置換 | 中 |
| 為替リスク | 原材料・設備の輸入比率が高い場合の円安/円高影響 | 中 |
| 金利・マクロリスク | 金利上昇による調達コスト増、景気後退による設備投資抑制 | 中 |
定性分析: 事業概要
1. 事業概要と強み
-
主力事業・セグメント別概要
6954 は「ファインセラミックス」領域を中心に、電子部品・機能性材料向けの製品供給を行う企業として整理されます。一般に当該領域では、(1)高信頼性が求められる用途(電子・電装)、(2)材料特性(熱・電気・機械)を活かした差別化、(3)量産・品質保証体制が競争力の源泉になります。
※セグメントの厳密な区分(名称・構成比)は直近開示資料の確認が必要ですが、本レポートでは「電子部品・機能性材料」を中核とする事業構造として分析します。 -
競合優位性・市場ポジション
ファインセラミックスは、単なる素材供給ではなく、材料設計〜成形〜焼成〜評価〜量産品質までの一貫性が重要です。競合優位性は概ね以下で説明できます。- 材料特性の再現性・歩留まり:歩留まり改善は原価率に直結し、利益率の差になります。
- 顧客仕様への適合力:用途別の要求(絶縁性、耐熱、寸法精度など)に対する設計・製造ノウハウ。
- 品質保証・供給安定性:電子部品用途では監査・トレーサビリティが重視され、参入障壁になり得ます。
- 用途の分散:特定顧客・特定用途への依存が過度でない場合、景気循環の影響を緩和。
-
経営戦略の特徴
当該領域の企業の典型的な戦略は、(a)高付加価値品の拡大、(b)量産体制の強化、(c)顧客の開発段階からの採用獲得(設計イン)、(d)原価低減(工程改善・省エネ・歩留まり)です。
6954 も同様に、**「品質・量産・原価」**を軸に、採用拡大と収益性改善を狙う構図が合理的と考えられます。
※ただし、具体的な中期方針(数値目標・重点顧客・重点用途)は直近IRの精査が必要なため、本レポートでは一般化した戦略枠組みとして記述します。
この分析について
- 公正価値: 直近の売上・フリーキャッシュフローをもとに、成長率と利益率のシナリオを置いた DCF(割引キャッシュフロー)で試算した1株あたりの価値です。成長率と FCF 利益率は、単年の振れを避けるため過去最大5期の中央値を基準にしています。
- スコア: 割安度(Value)・成長性(Growth)・値動き(Momentum)を公開されている財務指標から機械的に点数化したものです。
- 数値の出典は各社の公開財務データで、将来の株価を予測するものではありません。
分析日: 2026-09-04
自社株買い
2026-04-24 の取締役会で決議された自社株買いについて、 報告期間「自 2026年8月1日 至 2026年8月31日」の提出書類に載っている実績です。
| 取得上限(株数) | 10,000,000 株(発行済の 1.02%) |
|---|---|
| 取得上限(金額) | ¥50,000,000,000 |
| 取得済み(累計) | 3,981,900 株 / ¥24,824,866,000 |
| 進捗(株数ベース) | 39.8% |
| 平均取得単価 | ¥6,234 |
| 取得期間 | 2026-05-01 〜 2027-04-30 |
| 保有自己株式 | 53,071,632 株(発行済の 5.40%) |
出典:自己株券買付状況報告書(EDINET)、
公共データ利用規約(第1.0版)。
EDINET の提出書類をもとに当サイトが抽出・整形しました。
決議した上限まで必ず買うとは限りません。
当サイトの取り込み日: 2026-09-16
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