この記事の要点
レーザーテック(6920)の株価・PER・PBR と、DCF による公正価値の試算をまとめた分析ページです。2026-10-02時点の分析にもとづきます。
エグゼクティブサマリー
| 項目 |
内容 |
| 銘柄コード |
6920 |
| 名称 |
レーザーテック |
| 分析日 |
2026-10-02 |
| 投資判断 |
🟡 中立 |
| DCF 公正価値(Base) |
¥21,993.00 |
| アップサイド(Base) |
-51.9% |
| 現在株価 |
¥45,709 |
| 株式スコア合計 |
6 点 ★★☆☆☆ やや低い |
| PER |
52.92 |
| PBR |
16.60 |
投資判断レーティング
総合レーティング: 🟡 中立
投資判断スコア(各軸 1〜5)| バリュエーション(P | | 3 |
|---|
| 成長性(売上・利益成 | | 4 |
|---|
| 財務健全性(CF・負 | | 4 |
|---|
| 株主還元(配当・自社 | | 3 |
|---|
| リスク | | 3 |
|---|
| 総合 | | 3 |
|---|
| 評価軸 |
スコア |
コメント |
| バリュエーション(PER・PBR) |
3 ⭐⭐⭐ |
半導体関連の期待が織り込まれやすく、株価水準次第では割高/割安が入れ替わる。※推定のため要確認 |
| 成長性(売上・利益成長) |
4 ⭐⭐⭐⭐ |
先端プロセスの計測需要は構造的に残りやすく、技術更新・顧客の品質要求が追い風になり得る |
| 財務健全性(CF・負債比率) |
4 ⭐⭐⭐⭐ |
利益創出力と自己資本の厚みが相対的に強い可能性 |
| 株主還元(配当・自社株買い) |
3 ⭐⭐⭐ |
配当は一定の方針が想定されるが、還元の厚みは年度により変動し得る |
| リスク |
3 ⭐⭐⭐ |
投資サイクル・競合・規制(輸出管理)などの影響が残る |
| 総合 |
3 ⭐⭐⭐ |
成長性は評価する一方、バリュエーションと循環要因の不確実性が残るため中立 |
DCF 内在価値分析
DCF シナリオ別 公正価値(¥)| Bear(悲観) | | ¥8,085 |
|---|
| Base(基本) | | ¥21,993 |
|---|
| Bull(楽観) | | ¥54,742 |
|---|
現在株価: ¥45,709 / Forward PE: 41.85 / PEG: 2.31
| シナリオ |
売上成長率 |
FCF 利益率 |
公正価値 |
アップサイド |
判定 |
| Bear (悲観) |
14.13% |
9.76% |
¥8,085.00 |
-82.3% |
🔻 |
| Base (基本) |
28.27% |
13.95% |
¥21,993.00 |
-51.9% |
🔻 |
| Bull (楽観) |
42.41% |
18.13% |
¥54,742.00 |
+19.8% |
➡️ |
株式スコア分析(stockscore)
スコア分析(6920 LASERTEC CORP)| Value | | 5 |
|---|
| Growth | | 0 |
|---|
| Momentum | | 1 |
|---|
総合評価: ★★☆☆☆ やや低い
| スコア種別 |
値 |
視覚化 |
| Value Score |
5 |
█████░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Growth Score |
0 |
░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Momentum Score |
1 |
█░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| 合計 |
6 |
██████░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
主要財務指標
| 指標 |
値 |
判定基準 |
| PER |
52.92 |
≤15: 優良、≤30: 良好 |
| PBR |
16.60 |
0〜1.2: 割安圏 |
| 純利益率 |
33.62% |
>20%: 高収益 |
| 流動比率 |
3.42 |
≥1.5: 健全 |
| 50日移動平均 |
N/A |
— |
| 200日移動平均 |
N/A |
— |
配当
年間配当の推移(¥)| 2016 | | ¥13 |
|---|
| 2017 | | ¥20 |
|---|
| 2018 | | ¥19 |
|---|
| 2019 | | ¥31 |
|---|
| 2020 | | ¥47 |
|---|
| 2021 | | ¥67 |
|---|
| 2022 | | ¥117 |
|---|
| 2023 | | ¥201 |
|---|
| 2024 | | ¥272 |
|---|
| 2025 | | ¥346 |
|---|
| 項目 |
値 |
| 年間配当(直近実績) |
¥346.00 |
| 配当利回り |
0.72% |
| 連続増配年数 |
7 年 |
| 配当性向 |
40.1% |
| 権利確定月 |
6月・12月 |
| 100株あたり年間配当 |
¥34,600 |
配当利回りは直近12か月に実際に支払われた配当を現在株価で割った実績値です。会社予想の配当や、今後の増配・減配は反映していません。
この銘柄は7年連続で増配しています。ただし過去の増配は将来の増配を保証するものではありません。
主要リスク要因
| リスク |
内容 |
影響度 |
| 事業リスク |
半導体投資サイクルの変動により、受注・売上のタイミングが変動する。顧客の設備投資抑制や投資先の変更が起きると業績に影響。 |
高 |
| 為替リスク |
海外売上・海外調達がある場合、為替変動が円換算の売上・利益に影響。 |
中 |
| 金利・マクロリスク |
金利上昇や景気後退により、顧客の投資計画が延期・縮小される可能性。 |
中 |
定性分析: 事業概要
1. 事業概要と強み
-
主力事業・セグメント別概要
レーザーテックは、半導体製造工程向けの計測・検査装置(主にウェーハ/マスク/各種基板等の計測、欠陥・形状・膜厚等の評価)を中心に事業を展開している。事業の中心は、レーザーテクノロジーを用いた高精度計測(光学・レーザ計測、信号処理、制御ソフトウェア等)であり、顧客(半導体メーカー、装置メーカー、研究開発部門等)のプロセス高度化に伴う「微細化・高精度化・歩留まり改善」の要求を取り込む構造にある。
※セグメント区分(報告セグメントの名称・範囲)や、売上の内訳比率は、最新の有価証券報告書/決算説明資料での確認が必要だが、本回答ではリアルタイム取得ができないため、公開情報ベースでの定性的整理に留める。
-
競合優位性・市場ポジション
レーザーテックの競争力は、(1) 高精度な計測性能、(2) 半導体製造の量産・開発現場で求められる安定稼働、(3) 計測データの解析・再現性、(4) プロセス条件に応じた適用力(装置の立上げ・運用ノウハウを含む)にある。半導体の微細化が進むほど、計測の要求仕様(分解能、精度、スループット、欠陥検出能力)が厳しくなり、汎用計測では置き換えにくい領域が拡大する。
市場ポジションとしては、先端ノードの開発・量産における計測/検査の重要サプライヤーとして認知されている一方、競合は計測方式(光学、電子線、AFM等)や用途(膜厚、欠陥、形状、CD等)で分散しており、レーザーテックは「レーザ計測×半導体プロセス適合」の強みで差別化していると整理できる。
※競合他社の具体名や市場シェア数値は、最新の公開資料での裏取りが必要なため、本回答では定量提示を行わない。
-
経営戦略の特徴
経営戦略の骨格は、(1) 先端半導体向けの計測ニーズに合わせた技術開発投資、(2) 顧客の装置導入サイクルに連動した受注獲得、(3) 保守・アップグレード等を通じたライフサイクル収益の積み上げ、(4) グローバルでのサービス体制強化、にあると考えられる。
また、半導体投資は景気循環・設備投資サイクルの影響を受けやすいが、レーザーテックは計測の「必須性」(歩留まり・品質・工程管理)により、投資局面での需要が相対的に底堅くなる可能性がある。
※ただし、実際の受注・売上のタイミング、製品ミックス、地域別比率は年度ごとに変動し得るため、定量は次章の業績推移で補足する。
この分析について
- 公正価値: 直近の売上・フリーキャッシュフローをもとに、成長率と利益率のシナリオを置いた DCF(割引キャッシュフロー)で試算した1株あたりの価値です。成長率と FCF 利益率は、単年の振れを避けるため過去最大5期の中央値を基準にしています。
- スコア: 割安度(Value)・成長性(Growth)・値動き(Momentum)を公開されている財務指標から機械的に点数化したものです。
- 数値の出典は各社の公開財務データで、将来の株価を予測するものではありません。
分析日: 2026-10-02
編集部
日本株バリュエーション研究所 編集部
東証上場銘柄について、公開されている財務データから理論株価・配当・各種指標を継続的に算出しています。DCFと残余利益モデルを銘柄の財務構造に応じて使い分け、試算が成り立たない銘柄では数値を掲載しない方針で運営しています。
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