6371 椿本チエイン 総合投資分析
この記事の要点
椿本チエイン(6371)の株価・PER・PBR と、残余利益モデルによる株主価値の試算をまとめた分析ページです。2026-09-04時点の分析にもとづきます。
エグゼクティブサマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄コード | 6371 |
| 名称 | 椿本チエイン |
| 分析日 | 2026-09-04 |
| 投資判断 | 🟡 中立 |
| 残余利益モデル 株主価値(Base) | ¥3,128.00 |
| アップサイド(Base) | +15.7% |
| 現在株価 | ¥2,702 |
| 株式スコア合計 | 7 点 ★★☆☆☆ やや低い |
| PER | 9.14 |
| PBR | 0.93 |
投資判断レーティング
総合レーティング: 🟡 中立
| バリュエーション(P | 3 | |
|---|---|---|
| 成長性(売上・利益成 | 3 | |
| 財務健全性(CF・負 | 4 | |
| 株主還元(配当・自社 | 3 | |
| リスク | 3 | |
| 総合 | 3 |
| 評価軸 | スコア | コメント |
|---|---|---|
| バリュエーション(PER・PBR) | 3 ⭐⭐⭐ | 収益の改善余地はあるが、景気循環要因で割高/割安判断が揺れやすい(※推定) |
| 成長性(売上・利益成長) | 3 ⭐⭐⭐ | 緩やかな増収増益を想定するが、強い加速は見込みにくい(※推定) |
| 財務健全性(CF・負債比率) | 4 ⭐⭐⭐⭐ | 営業CF黒字と負債抑制が進む想定(※推定) |
| 株主還元(配当・自社株買い) | 3 ⭐⭐⭐ | 配当は安定志向だが、還元強化の確度は要確認(※推定) |
| リスク | 3 ⭐⭐⭐ | 為替・需要循環・競争の影響は一定(※推定) |
| 総合 | 3 ⭐⭐⭐ | 上振れ余地はあるが、確度が十分でないため中立 |
残余利益モデルによる株主価値
| Bear(悲観) | ¥2,967 | |
|---|---|---|
| Base(基本) | ¥3,128 | |
| Bull(楽観) | ¥3,304 |
FCF ベースの DCF が成立しないため、残余利益モデルで試算しています
現在株価: ¥2,702 / 1株あたり純資産: ¥2,916 / ROE: 10.66%
| シナリオ | 株主資本コスト | 株主価値 | アップサイド | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| Bear (悲観) | 10.00% | ¥2,967.00 | +9.8% | ➡️ |
| Base (基本) | 8.00% | ¥3,128.00 | +15.7% | ➡️ |
| Bull (楽観) | 6.00% | ¥3,304.00 | +22.3% | 🔺 |
この銘柄はフリーキャッシュフローが恒常的にマイナス、または極端に小さく、FCF を起点とする DCF が成り立ちません。 ここでは純資産と ROE から残余利益(株主資本コストを上回る利益)を積み上げて試算しています。 株主資本コストを高く置くほど株主価値は小さくなるため、Bear ほど厳しい前提です。
株式スコア分析(stockscore)
| Value | 6 | |
|---|---|---|
| Growth | 0 | |
| Momentum | 1 |
総合評価: ★★☆☆☆ やや低い
| スコア種別 | 値 | 視覚化 |
|---|---|---|
| Value Score | 6 | ██████░░░░░░░░░░░░░░ |
| Growth Score | 0 | ░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Momentum Score | 1 | █░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| 合計 | 7 | ███████░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
主要財務指標
| 指標 | 値 | 判定基準 |
|---|---|---|
| PER | 9.14 | ≤15: 優良、≤30: 良好 |
| PBR | 0.93 | 0〜1.2: 割安圏 |
| 純利益率 | 9.37% | >20%: 高収益 |
| 流動比率 | 2.77 | ≥1.5: 健全 |
| 50日移動平均 | 2649.84 | — |
| 200日移動平均 | 2457.66 | — |
配当
| 2016 | ¥35 | |
|---|---|---|
| 2017 | ¥40 | |
| 2018 | ¥26 | |
| 2019 | ¥40 | |
| 2020 | ¥30 | |
| 2021 | ¥32 | |
| 2022 | ¥43 | |
| 2023 | ¥43 | |
| 2024 | ¥66 | |
| 2025 | ¥87 |
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 年間配当(直近実績) | ¥87.00 |
| 配当利回り | 2.96% |
| 連続増配年数 | 2 年 |
| 配当性向 | 29.4% |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
| 100株あたり年間配当 | ¥8,700 |
配当利回りは直近12か月に実際に支払われた配当を現在株価で割った実績値です。会社予想の配当や、今後の増配・減配は反映していません。
主要リスク要因
| リスク | 内容 | 影響度 |
|---|---|---|
| 事業リスク | 顧客の設備投資の減速、受注の先送り、製品ミックス悪化 | 中 |
| 競合リスク | 海外メーカーとの価格競争、技術キャッチアップによるシェア変動 | 中 |
| 為替リスク | 円安/円高による海外売上・調達コストの変動、ヘッジ方針次第 | 中 |
定性分析: 事業概要
1. 事業概要と強み
主力事業・セグメント別概要
- **6371(日本精工ではなく、一般に「メーカー」系のコードとして認識されるが、ここでは直近公開情報に基づく推定整理)は、主に工業製品(部品・装置・周辺機器等)**を中心に、顧客の設備投資・保全需要に連動する形で売上を構成していると考えられる。
- セグメント構成は、一般的には以下のような切り口(※推定)になりやすい。
- 国内向け:設備更新・保全需要、産業機械・自動車関連の波
- 海外向け:景気循環と為替の影響を受けやすい
- 製品別:標準品/カスタム品、消耗・保全系/新規設備系
※推定値のため、セグメント名・構成比はIR資料の厳密な転記ではなく、公開情報からの一般化に基づく整理です。
競合優位性・市場ポジション
- 技術・品質:工業部品/装置系では、参入障壁が「価格」だけでなく品質保証・納期・設計対応力により形成されることが多い。6371も同様に、顧客の認定・採用プロセスを経て継続取引になりやすい構造が想定される。
- 顧客基盤:特定業界(自動車・産業機械・インフラ等)に深く入り込むほど、景気後退局面でも保全需要が下支えしやすい。
- コスト競争力:量産/調達最適化/工程改善により、原材料・物流費の変動を吸収できる体制がある場合、競合比で優位になりやすい。
経営戦略の特徴
- (推定)重点施策としては、以下の組み合わせが典型。
- 高付加価値製品・差別化領域の拡大(単価改善)
- 海外販売・現地対応の強化(為替影響の緩和と需要獲得)
- 生産性改善・原価低減(利益率の下支え)
- 顧客の設備投資サイクルに合わせた受注平準化(保全/更新需要の取り込み)
この分析について
- 株主価値: 1株あたり純資産と ROE をもとに、株主資本コストを上回る利益(残余利益)を積み上げて試算した1株あたりの価値です。株主資本コストは Base で 8.0% を置いています。
- スコア: 割安度(Value)・成長性(Growth)・値動き(Momentum)を公開されている財務指標から機械的に点数化したものです。
- 数値の出典は各社の公開財務データで、将来の株価を予測するものではありません。
分析日: 2026-09-04
自社株買い
2026-05-13 の取締役会で決議された自社株買いについて、 報告期間「自 2026年8月1日 至 2026年8月31日」の提出書類に載っている実績です。
| 取得上限(株数) | 5,000,000 株(発行済の 4.71%) |
|---|---|
| 取得上限(金額) | ¥10,000,000,000 |
| 取得済み(累計) | 3,068,600 株 / ¥7,973,711,987 |
| 進捗(株数ベース) | 61.4% |
| 平均取得単価 | ¥2,598 |
| 取得期間 | 2026-06-01 〜 2027-03-31 |
| 保有自己株式 | 5,207,805 株(発行済の 4.90%) |
出典:自己株券買付状況報告書(EDINET)、
公共データ利用規約(第1.0版)。
EDINET の提出書類をもとに当サイトが抽出・整形しました。
決議した上限まで必ず買うとは限りません。
当サイトの取り込み日: 2026-09-16
自社株買いを実施中の銘柄一覧もあわせてご覧ください。