この記事の要点
住友電気工業(5802)の株価・PER・PBR と、DCF による公正価値の試算をまとめた分析ページです。2026-10-03時点の分析にもとづきます。
エグゼクティブサマリー
| 項目 |
内容 |
| 銘柄コード |
5802 |
| 名称 |
住友電気工業 |
| 分析日 |
2026-10-03 |
| 投資判断 |
🟡 中立 |
| DCF 公正価値(Base) |
¥1,196.00 |
| アップサイド(Base) |
-51.2% |
| 現在株価 |
¥2,451 |
| 株式スコア合計 |
3 点 ★☆☆☆☆ 低い |
| PER |
20.70 |
| PBR |
2.70 |
投資判断レーティング
総合レーティング: 🟡 中立
投資判断スコア(各軸 1〜5)| バリュエーション(P | | 3 |
|---|
| 成長性(売上・利益成 | | 3 |
|---|
| 財務健全性(CF・負 | | 4 |
|---|
| 株主還元(配当・自社 | | 3 |
|---|
| リスク | | 3 |
|---|
| 総合 | | 3 |
|---|
| 評価軸 |
スコア |
コメント |
| バリュエーション(PER・PBR) |
3 ⭐⭐⭐ |
市況・利益変動の影響を受けやすく、評価が上下しやすい(※推定) |
| 成長性(売上・利益成長) |
3 ⭐⭐⭐ |
通信/電力/車載の高付加価値化は追い風だが、景気・市況でブレる |
| 財務健全性(CF・負債比率) |
4 ⭐⭐⭐⭐ |
収益改善によりCF・自己資本が持ち直すシナリオ(※推定) |
| 株主還元(配当・自社株買い) |
3 ⭐⭐⭐ |
配当は一定の下支えが期待される一方、増配/自社株買いの確度は期次で変動し得る |
| リスク |
3 ⭐⭐⭐ |
市況(銅等)・為替・競争環境の影響が残る |
| 総合 |
3 ⭐⭐⭐ |
強い追い風と構造改善がある一方、利益の振れ幅が残り“中立” |
DCF 内在価値分析
DCF シナリオ別 公正価値(¥)| Bear(悲観) | | ¥596 |
|---|
| Base(基本) | | ¥1,196 |
|---|
| Bull(楽観) | | ¥2,053 |
|---|
現在株価: ¥2,451 / Forward PE: 11.09 / PEG: 4.18
| シナリオ |
売上成長率 |
FCF 利益率 |
公正価値 |
アップサイド |
判定 |
| Bear (悲観) |
4.23% |
3.03% |
¥596.00 |
-75.7% |
🔻 |
| Base (基本) |
8.46% |
4.33% |
¥1,196.00 |
-51.2% |
🔻 |
| Bull (楽観) |
12.69% |
5.63% |
¥2,053.00 |
-16.2% |
➡️ |
株式スコア分析(stockscore)
スコア分析(5802 SUMITOMO ELECTRIC INDUSTRIES)| Value | | 4 |
|---|
| Growth | | -1 |
|---|
| Momentum | | 0 |
|---|
総合評価: ★☆☆☆☆ 低い
| スコア種別 |
値 |
視覚化 |
| Value Score |
4 |
████░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Growth Score |
-1 |
░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| Momentum Score |
0 |
░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
| 合計 |
3 |
███░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░░ |
主要財務指標
| 指標 |
値 |
判定基準 |
| PER |
20.70 |
≤15: 優良、≤30: 良好 |
| PBR |
2.70 |
0〜1.2: 割安圏 |
| 純利益率 |
7.57% |
>20%: 高収益 |
| 流動比率 |
1.67 |
≥1.5: 健全 |
| 50日移動平均 |
N/A |
— |
| 200日移動平均 |
N/A |
— |
配当
年間配当の推移(¥)| 2016 | | ¥9 |
|---|
| 2017 | | ¥11 |
|---|
| 2018 | | ¥12 |
|---|
| 2019 | | ¥12 |
|---|
| 2020 | | ¥8 |
|---|
| 2021 | | ¥10 |
|---|
| 2022 | | ¥12 |
|---|
| 2023 | | ¥12 |
|---|
| 2024 | | ¥22 |
|---|
| 2025 | | ¥28 |
|---|
| 項目 |
値 |
| 年間配当(直近実績) |
¥27.75 |
| 配当利回り |
1.84% |
| 連続増配年数 |
2 年 |
| 配当性向 |
23.4% |
| 権利確定月 |
3月・9月 |
| 100株あたり年間配当 |
¥2,775 |
配当利回りは直近12か月に実際に支払われた配当を現在株価で割った実績値です。会社予想の配当や、今後の増配・減配は反映していません。
主要リスク要因
| リスク |
内容 |
影響度 |
| 事業リスク |
電線・ケーブルは需要の景気感応度があり、設備稼働率低下が利益率を圧迫し得る |
中 |
| 競合リスク |
国内外での価格競争、仕様変更(高機能化)への追随遅れによるシェア変動 |
中 |
| 為替リスク |
海外売上・仕入の双方があり、円高/円安で採算が変動 |
中 |
| 規制リスク |
品質・安全、環境規制(材料/製造工程)対応コスト増、認証遅延 |
中 |
定性分析: 事業概要
1. 事業概要と強み
-
主力事業・セグメント別概要
住友電気工業は、電線・ケーブルを中核に、情報通信・エネルギー・自動車向けの部材/システムまで幅広く展開する総合電線メーカーである。公開情報ベースでは、主に以下のような領域で事業が構成される(※セグメントの厳密な名称・区分は期によって表現が異なる可能性があるため、ここでは機能・領域ベースで整理)。
- 電線・ケーブル(情報通信/電力/産業向け):光ファイバ、通信ケーブル、電力ケーブル、各種配線材など。
- 自動車関連:車載用ワイヤーハーネス/端子・コネクタ等の電装部品、熱・振動環境下での信頼性が求められる領域。
- エネルギー・環境関連:電力網の高度化、再エネ/蓄電/送配電に関わる部材・ソリューション。
- 情報通信・デバイス/材料:通信インフラ向けの部材、加工技術を活かした製品群(※公開情報で確認できる範囲に基づく概括)。
-
競合優位性・市場ポジション
- 素材〜加工〜品質保証までの一貫性:電線/ケーブルは素材特性(導体・絶縁・被覆)と加工品質(接続部、端末処理、耐久性)が性能を左右する。住友電気工業は、長年の量産技術と品質保証の蓄積を強みとする。
- 自動車向けの量産・開発力:車載は設計変更や認証、量産立上げの難易度が高い。顧客のサプライヤー評価(品質・コスト・供給安定性)に適合する体制が競争力になりやすい。
- グローバル供給体制:電線・自動車部品は地域ごとに需要が変動するため、製造・販売の地理分散が収益の下支えになり得る。
-
経営戦略の特徴
公開情報で確認できる範囲では、住友電気工業は概ね以下の方向性を掲げることが多い(※個別の中期計画の文言は期により更新されるため、ここでは戦略の“方向性”として整理)。
- 高付加価値領域の拡大(通信・電力・車載の高信頼部材、ソリューション化)
- 収益性改善(製品ミックス改善、固定費最適化、コスト競争力強化)
- 投資の選別(需要見通しと回収可能性を重視した設備投資)
- サステナビリティ/品質・安全の強化(サプライチェーン含む)
この分析について
- 公正価値: 直近の売上・フリーキャッシュフローをもとに、成長率と利益率のシナリオを置いた DCF(割引キャッシュフロー)で試算した1株あたりの価値です。成長率と FCF 利益率は、単年の振れを避けるため過去最大5期の中央値を基準にしています。
- スコア: 割安度(Value)・成長性(Growth)・値動き(Momentum)を公開されている財務指標から機械的に点数化したものです。
- 数値の出典は各社の公開財務データで、将来の株価を予測するものではありません。
分析日: 2026-10-03
編集部
日本株バリュエーション研究所 編集部
東証上場銘柄について、公開されている財務データから理論株価・配当・各種指標を継続的に算出しています。DCFと残余利益モデルを銘柄の財務構造に応じて使い分け、試算が成り立たない銘柄では数値を掲載しない方針で運営しています。
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